東京凸凹ラビリンス徘徊記ｂｙ電チャリ Ⅱ

消えゆくカミソリ堤防

荒川区東尾久７丁目。尾久あたりの隅田川。




対岸は足立区小台、その向こうにすぐ荒川が流れる。

足立区側はカミソリ堤防が健在である。



一方、こちら側の尾久の原の岸はすっかりスーパー堤防になってしまった。




記念に一ブロックだけ残してあるカミソリ堤防。



堤防のむき出しの横っ腹には細い鉄筋が通る。




記念として残されるのもいいが、




どこかさびしそうである。



やっぱり対岸の現役カミソリがうらやましいに違いない。

夏の多摩川

今日も冷たい一日。

北の方に住む人には笑われるだろうが年々寒いのが苦手になる。

かと言って暑いのが得意なわけでもない。

でも草の上に寝っ転ばるならやっぱり夏だ。

虫になった気がした夏の一瞬。

やっぱり寒さに飽きてきたようだ。

夏の富良野

冷たい一日だった。鉛色の雲に頬を切る空気。


ふと思い出した昨夏の富良野。原色が懐かしい。

ずいぶん昔のような気がする。


いささか寒さに飽きてきたようだ。

布袋さんが出迎える寺

文京区向ヶ丘２丁目。浄心寺。
本郷通り沿いに大きな布袋さんがいる。




布袋さんの足元は見ていて危なっかしい。




日本橋のほうから本郷追分で旧中山道と別れを告げて
日光御成道をしばらく行ったところにある。




元和2年（1612年）に、湯島の妻恋坂辺りに創建されたという。




明暦の大火で焼けてここへ引っ越してきたらしい。




全てが雑然として一空間を為す、僕の好きな寺の一典型である。

車がひっきりなしに行きかう前の本郷通りとのギャップがなんとも楽しい。

文京シビックセンターからの新東京タワー

文京区役所が入る文京シビックセンター２５階。
下を見ると怖い。白山通りと春日通りとが交わる春日の交差点。

ダイヤモンド富士が見える展望台としても有名だ。



その富士山とほぼ反対方向の西のほうに新東京タワーが伸びてきた。

全体的に変化がなかったこの方向にアクセントがついてきたようだ。



直線距離にして５ｋｍ。

今日（２月１日）現在２８９ｍ。

まだまだ伸びていく。